Home > > 最近読んだ本

最近読んだ本

  • 2008-03-14 (金)

オタクと社会学周りの本を結構読んだ。

戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)
斎藤 環
筑摩書房 (2006/05)
売り上げランキング: 50376
おすすめ度の平均: 2.5
2 知的な気になれる
1 一種、現状肯定的な擬似宗教、擬似インテリ
5 オタク学に登場した革新的名著

斉藤環はどこまでもラカン的。難解。ファロスを持った少女たち。


「美少女」の現代史 (講談社現代新書)
ササキバラ ゴウ
講談社 (2004/05/20)
売り上げランキング: 199490
おすすめ度の平均: 3.0
5 シンプルながら綿密、シンプルにして明解
5 男性の生きにくさ
4 「彼女のため」という責任回避と「見られずに見る」文化の加速


2次元の「美少女」が性の対象になっていく歴史の流れを、代表的な作品でたどっていく解説本。おもしろい。オヤジ的エロスの担い手だった「キューティーハニー」「峰不二子」から、恋愛対象としての美少女「クラリス」へ、そして恋愛可能な肉体の復活。みたいな。


ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書 1883)
東 浩紀
講談社 (2007/03/16)
売り上げランキング: 3889
おすすめ度の平均: 3.5
4 ラノベや美少女ゲームの構造を読み解く
4 楽しかった
2 バトルジェットとバトルクラフトだけじゃレッツコンバイン無理


ポストモダン後の分散した価値観の中で生まれた、ライトノベル的「物語」の発生を検証する。コミケ的な「2次創作」を誘発する、キャラクター小説の構造的意味。まだ途中。


刑事ドラマより面白い-警察官の秘密がズバリ!わかる本―たとえば、警官は発砲する前にホントに「撃つぞ!」と叫ぶのか? (KAWADE夢文庫 741)
謎解きゼミナール
河出書房新社 (2007/01)
売り上げランキング: 16313
おすすめ度の平均: 3.0
3 入り易いけど・・・


警察組織について「浅く広く」まとめられたお気楽本。テレビの刑事ドラマ作るのに必要な程度の知識は、一通りそろってる。


寺山修司少女詩集 (角川文庫)
寺山 修司
角川書店 (2005/02)
売り上げランキング: 18703
おすすめ度の平均: 5.0
5 何度も身震いしました。


真珠

 もしも
 あたしがおとなになって
 けっこんして こどもをうむようになったら
 お月さまをみて
 ひとりでなみだをながすことも
 なくなるだろう
 と
 さかなの女の子はおもいました

 だからこの大切ななみだを
 海のみずとまじりあわないように
 だいじにとっておきたい
 と
 貝のなかにしまいました
 
 そしてさかなの女の子はおとなになって
 そのことを忘れてしまいました
 でも
 真珠はいつまでも
 貝のなかで
 女の子がむかえにきてくれるのを
 まっていたのです
 
 さかなの女の子
 それは
 だあれ?

Comments:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Remember personal info

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.ageha.org/mt/mt-tb.cgi/18
Listed below are links to weblogs that reference
最近読んだ本 from Ageha blog. (アゲハブログ)

Home > > 最近読んだ本

Search
Feeds

Page Top